【エリザベス女王杯】歴代勝馬から導かれる2つの傾向とは?

エリザベス女王杯は、秋華賞ができるまでは牝馬クラシックの最後のレースとして位置づけられていた。秋華賞が創設されてからは古馬牝馬と3歳牝馬が最初に激突するG?として多くの死闘が繰り広げられてきた。

エリザベス女王杯へと進めてくる出走馬の特徴としては、3歳馬なら秋華賞出走馬、古馬はエリザベス女王杯を目標にした馬かこの後のジャパンカップや有馬記念を見据えている馬かなどが多いといった印象だ。

“リピーター”が多い

歴代の勝ち馬から導かれる最大の特徴としては、エリザベス女王杯で好走した馬は翌年も走るという点である。”リピーター”の多いレースであるということだ。

エリザベス女王杯を連覇した馬は歴代で3頭いる。また、ラキシスのように前年2着、翌年優勝という馬もいることからよほどの調子落ちや衰え、またはアクシデントなどがでない限りは翌年も勝負になる傾向にある。これは春に行われるヴィクトリアマイルでも同じ傾向にあり、歴代の牝馬重賞特有の傾向とも言えるだろう。

つまり、牡馬との戦いで負けが込んでも牝馬同士の対戦では無類の強さを見せつけることがあるということだ。

 

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前走秋華賞組が中心

また、秋華賞を走った馬がエリザベス女王杯を勝つケースはいずれもローズステークス→秋華賞→エリザベス女王杯といった3戦目を本番に迎えるローテーション、もしくは秋華賞→エリザベス女王杯という2戦目のローテーションのケースが多い。

ファインモーションのように上がり馬として夏にも走ってる馬が来ることもあるのだが、基本的なデータとしてはローズステークス→秋華賞以外のレースを秋で使った3歳馬は勝てていない。

また、秋華賞は内回りで行われており大外から回ってきて届かなかった馬が距離を延長して、外回りになったことで条件が良くなり好走することもある。前走からの条件の違いなどを注意深く見ることが重要であると言えるだろう。

エリザベス女王杯で好走歴のある馬、秋華賞からのローテーションで来る馬は注目しておいた方が良いだろう。