【エリザベス女王杯2008】武豊が落馬したポルトフィーノの惨事とは?

ポルトフィーノは父ディープインパクト、母エアグルーヴという超良血血統でありながら、実績的には最後まで不運に泣かされ続けてきた馬として、今でも多くの競馬ファンに語られる馬である。

2008年のエリザベス女王杯、スタートと同時に競馬場は一瞬にして騒然とした空気に包まれた

特に伝説となっているのは、2008年のエリザベス女王杯だ。

ポルトフィーノは予定していた秋華賞を賞金不足のため走ることができず、代わりに秋華賞と同じ日に行われた条件戦へ出走してそこで優勝した。なんとか賞金を積んでエリザベス女王杯に駒を進めてきた。

鞍上は武豊騎手で決まっていた。武豊騎手といえば、エアグルーヴでオークスや天皇賞秋を制覇し、ポルトフィーノの姉のアドマイヤグルーヴをエリザベス女王杯で勝たせるなど何かと縁のある騎手であった。エリザベス女王杯当日は、人気上位組に入る3番人気と人気を集めた。

そしてレース本番、ゲートが開いたその瞬間に悲劇が起こった。ポルトフィーノはつまずいた。バランスを崩した武豊騎手は前方に投げ出され落馬し、競走はスタートとほぼ同時に中止となった。

競馬場は一瞬にして悲鳴と怒号、ため息が入り混じる騒然とした空気に包まれた。ただこれでは終わらなかった。武豊騎手を落馬させたポルトフィーノは空馬の状態で走り、この年1着となったリトルアマポーラより先にゴールしてしまったのだ。

GⅠという大舞台では大変珍しいことで、重賞レースでもなかなか見ることはできないアクシデントである。ちゃんとスタートして走ってさえいれば・・・。そう競馬ファンに思わせたレースでもあった。

ポルトフィーノはこの後もなかなか勝てないレースが続いた。エリザベス女王杯での走り以降人気を集める一方、5着以内にも入らない惨敗を繰り返し、期待された重賞勝利もできないまま現役を終えた。現在は繁殖馬として子供たちに自らが達成できなかったクラシック制覇の夢を託している。

 

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