【エリザベス女王杯2015】過去10年の1?3着のデータ分析

秋華賞でのリベンジや古馬混合でも強いことをアピールしたい3歳馬、まだまだ若いのには負けてたまるかと迎え撃つ古馬の構図で行われるエリザベス女王杯は、過去10年で3歳馬が5勝、古馬が5勝とイーブンだ。

ただ、3歳馬でも8番人気以下の馬は1頭も馬券に絡んでいないというデータが出てるので、”3歳馬の上位馬と古馬の戦い”というような構図で考えてみよう。

前走牝馬限定戦、当日8番人気以下の馬は割り引き

前走成績で見ると、秋華賞組、古馬G?もしくはG?組のいずれかの馬が馬券に絡んでいる。その中で、前走牝馬限定戦を走り、当日8番人気以下の馬は馬券圏内にも入っていないというデータがある。

2009年に大逃げを打って勝ったクィーンスプマンテは京都大賞典で同じように逃げていたし、去年優勝のラキシスは新潟でのオールカマーで2着だった。最近の牝馬は牡馬と肩を並べる傾向にあるため、牝馬限定戦で勝負にならない馬は厳しい傾向であると言えるだろう。

先ほどのデータに近いが、牝馬限定戦で前走コンマ6秒以上負けの馬は1頭を除き馬券圏内に入っていないというデータもある。その1頭は牝馬三冠を達成したアパパネ。

 

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1番人気の信頼度は高い

1番人気の信頼度は低く、10年間でわずか2勝しかしていない。勝ったのはダイワスカーレットとスノーフェアリーの2頭。反対に2番人気は1番人気以上に馬券に絡みやすいため、人気の動向は必ずチェックしておくと良いだろう。

以上の傾向から、前走牝馬限定戦で人気のない馬、または惨敗した馬は切り、3歳馬も人気ではない馬は切るという消去法の予想が出来る。例外は2009年のクィーンスプマンテ、テイエムプリキュアだが極端な逃げでも打たない限り、なかなか番狂わせは起きない証明もある。こういった点を踏まえて馬券を組んでいきたいと思う。

参考データ:エリザベス女王杯の過去10年の1?3着馬

1?3着(馬齢) 前走 前走着順(人気)
2005 1-スイープトウショウ(牝4) 天皇賞秋(G1) 5(4)
2-オースミハルカ(牝5) 府中牝馬S(G3) 3(4)
3-アドマイヤグルーヴ(牝5) 天皇賞秋(G1) 17(17)
2006 1-フサイチパンドラ(牝3) 秋華賞(G1) 3(4)
2-スイープトウショウ(牝5) 天皇賞秋(G1) 5(1)
3-ディアデラノビア(牝4) 府中牝馬S(G3) 3(1)
2007 1-ダイワスカーレット(牝3) 秋華賞(G1) 1(2)
2-フサイチパンドラ(牝4) エルムS(G3) 11(4)
3-スイープトウショウ(牝6) スワンS(G2) 4(4)
2008 1-リトルアマポーラ(牝3) 秋華賞(G1) 6(6)
2-カワカミプリンセス(牝5) 府中牝馬S(G3) 2(1)
3-ベッラレイア(牝4) 府中牝馬S(G3) 3(3)
2009 1-クイーンスプマンテ(牝5) 京都大賞典(G2) 9(11)
2-テイエムプリキュア(牝6) 京都大賞典(G2) 14(9)
3-ブエナビスタ(牝3) 秋華賞(G1) 3(降)(1)
2010 1-スノーフェアリー(牝3) 英セントレジャー(G1) 4(4)
2-メイショウベルーガ(牝5) 京都大賞典(G2) 1(2)
3-アパパネ(牝3) 秋華賞(G1) 1(1)
2011 1-スノーフェアリー(牝4) 英チャンピオンS(G1) 3(3)
2-アヴェンチュラ(牝3) 秋華賞(G1) 1(2)
3-アパパネ(牝4) 府中牝馬S(G2) 14(1)
2012 1-レインボーダリア(牝5) 府中牝馬S(G2) 4(9)
2-ヴィルシーナ(牝3) 秋華賞(G1) 2(2)
3-ピクシープリンセス(牝4) 3歳上(1000万下) 1(1)
2013 1-メイショウマンボ(牝3) 秋華賞(G1) 1(3)
2-ラキシス(牝3) 鳴滝特別(1000万下) 1(1)
3-アロマティコ(牝4) 府中牝馬S(G2) 7(1)
2014 1-ラキシス(牝4) 中日新聞杯(G3) 2(3)
2-ヌーヴォレコルト(牝3) 秋華賞(G1) 2(1)
3-ディアデラマドレ(牝4) 府中牝馬S(G2) 1(4)