マンカフェ産駒期待の3歳牝馬・クイーンズリングは秋華賞で2着に惜敗し、秋の女王に輝けず。続くエリザベス女王杯では待望のG?制覇を狙い、今度こそは女王に輝けるか?
クイーンズリングの2つの不安要素
秋華賞と同じ舞台の京都だが距離は200m延長となる。舞台は違うがダービーの2400mで9着と大敗している点も気がかりだ。中山・阪神といった小回りコースで実績を残してきているだけに距離・コース適性は大きな懸念事項だ。これまでの戦歴からして少なくともプラスには働かないように思える。
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もう一つは鞍上の乗り替わりだ。近5戦はM.デムーロ騎手が手綱を握っていたが、デムーロ騎手は斜行による騎乗停止でエリザベス女王杯ではA.シュタルケ騎手が騎乗する予定となっている。デムーロ騎手との相性が特別良かったという印象があるわけではないが、この乗り替わりをどう読むか。シュタルケ騎手は今年中央の重賞では春の中山記念(3着)が最高。あまり目立って功績を残している騎手ではなく、デムーロ騎手に比べるとやはりどうしても心許ない。これまでに前走から乗り替わりで優勝したのは外国馬のスノーフェアリー以外では、’08年のリトルアマポーラの1頭のみ。大舞台では気心の知れたコンビが頼もしい。今回乗り替わりがあるのはクイーンズリングとラキシスの2頭。共に初騎乗で外国人騎手へと乗り替わりとなる。
前走の秋華賞が内容が良かっただけに、距離と乗り替わりの不安が重い印を打ちづらくしている。