【エリザベス女王杯2014】ラキシスが勝てた理由(ワケ)とは?

2014年11月16日(日)、「第39回エリザベス女王杯」(G?)を優勝したのは3番人気のラキシス(川田将雅)であった。

ラキシスは最内の1枠1番からスタートし、まずまずのスタートから様子を見て8番手の中団あたりから競馬を進めた。1番人気だったヌーヴォレコルト(岩田康誠)は4番手から進め、前走の秋華賞とは打って変わって前目の競馬で進めた。ラキシスは道中最内の好位、スペースの無い馬群の中で折り合いに専念した。
1000m通過タイムは1分00秒3。後続馬も離れて追走していたし、過去の良馬場平均ペースに比べればやや緩い流れ。3コーナーでもまだ動きは見せず、除々にペースが上がってきてスペースが生まれてくる。直線を向くと序盤で一気に馬群を捌いていく。2,3番手を追走していたヴィルシーナ(内田博幸)とメイショウマンボ(武幸四郎)の狭い間を割って抜けだすと前はオールクリア。ヌーヴォレコルトはハナをきっていたサンシャインを交わして1馬身半ほど前ですでに先頭に立っていた。そこから猛追し、ゴール直前で捕らえてクビ差でゴールした。

 

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展開が良かったということもあるが、ポジションをうまくキープして我慢できた川田騎手の好騎乗もあったと言えるだろう。トップスピードに乗せるために直線序盤で捌いて早めに前がクリアに出来たことも良かった。馬も良くこれに応えて最期は伸びてくれた。前の年のエリザベス女王杯で敗れたメイショウマンボが本来の力を発揮できなかったことも見方してくれた。枠も良かったし、道中の折り合い、位置、直線の馬群捌き、仕掛けのタイミング、全てが噛み合ったレースであった。