15日に京都競馬場で「第40回エリザベス女王杯」が開催される。週末の京都の天気予報を見てみると、予報は雨。土曜日に降り始め、雨は日曜まで続くようだ。京都は開催6週目で馬場も痛んできている。そんな中で雨となれば出走馬の見解も変わってくるだろう。ということで今回は雨に強い(重馬場に強い)馬をピックアップしてみた。
メイショウマンボ
言わずと知れた重馬場巧者。’13年のエリザベス女王杯覇者であり、その時も雨で馬場は重馬場発表だった。今年の当日の馬場がどれくらい重くなるかはまだわからないが、稍程度におさまるならそこまでだが重になればメイショウマンボにとっては大歓迎。ここ最近は2桁着順が続いて馬の走る気力が無くなっていることも懸念されているが、馴染みの舞台で自分の得意とする重馬場になれば、他が沈む中で最期に伸びてくる可能性はある。人気も落ちている今は穴として狙うにも面白い存在である。
シャトーブランシュ
2走前のマーメイドS(G?)の勝馬。他にはG?の秋華賞で6着、G?のローズSで2着と勝ちきれない部分もあるが、馬券に絡んできそうな気配は十分ある。ローズSでは天候雨の重馬場発表で後方から末脚を伸ばしてきており2着に入着している。キングヘイロー産駒で血統的にも力のいる馬場で本領が発揮されるタイプか。ただ、力のいる馬場が得意であった、稍程度で滑るような馬場なら割引く必要がありそうだ。
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フェリーチェレガロ
重賞未勝利で準オープン勝ち止まりの馬だが、重馬場に関してはプラス。稍以上の馬場での成績は【3-1-1-2】。デビュー当時は芝で走っていたが、1年立たずしてダートへ転身。その後はダートを主戦場として順調に条件戦を勝ち抜いてきた。しかし今年の6月に急に芝の重賞レース「マーメイドS」(G?)に出走し、5着に健闘する。その次の準オープン戦を芝で走って優勝し、芝での適性も見込まれる。もともとダートを走っていた馬だけに、重馬場となれば狙いたくなる存在だ。メンバーが強いので力の差を重馬場適性で埋めることができるかどうか。
シュンドルボン
こちらは重賞初挑戦となる。初の重賞がエリザベス女王杯というG?の舞台ではさすがに荷が重いか。しかし渋った馬場は得意そうだ。新馬戦はダート戦で不良馬場開催の中3着に入着。デビューから6戦はダートで走っており、その後芝へ転身。ダートでの経験を活かして稍発表のレースでも難なく走って馬券に絡んでくる。鞍上が最近単騎騎手免許を取ったアッゼニ騎手というのも気になる。イタリアの若き勝負師の活躍にも期待したい。